2008/03/30

ブログ課題3へのコメント

ブログ課題3のコメントについての指示です。

  1. 3人(以上)のクラスメートの投稿にコメントしてください。
  2. この投稿のコメントに誰のブログにコメントしたのか書いてください。

コメント締め切りは4月6日(日)23:59(シンガポール時間)です。

 

大学教員の役割とは?―別れと出会いの季節の春に思う―

3月末。常夏のシンガポールにると季節感が無いが、日本は今、桜の季節を迎えている。日本の3月は卒業をはじめ、別れの季節でもある。

名古屋工業大学の加藤雄一郎先生のこのブログ記事には、ある学生さんのドラマチックな卒業が描かれている。2007年3月31日。呉さんという学生さんの大学生活最後の日、研究室の他の学生さんたちと一緒に呉さんの卒業サプライズパーティーを仕掛ける。二次会が終わり、研究室にみんなで戻ったとき、加藤先生は呉さんに笑顔で「おめでとう」と言うつもりが、思わず泣いてしまう。そして、気がつけば、ほかの学生さんたちもみんな泣いていた。

小・中・高校であれば、教え子が卒業するときに教師が涙を流すのは珍しいことではないだろう。だが、教え子が卒業するとき「本当は手放したくない。もっとかわいがってあげたかった。もっともっと育てたかった。」という気持ちで泣いてくれる大学教師は日本中、いや世界中探してもそんなにいるものではないだろう。

この記事はただ感動的なだけではなく、大学教師のあり方という大きな問題を考えさせてくれるように思う。大学教師には高度な専門知識が要求される。だが、曲がりなりにもその国の将来を背負う人材を育てるという義務がある以上、専門知識の切り売りだけしていればいいわけではない。

加藤先生が他のブログ記事でも時々使われる言葉に「全身全霊」がある。加藤先生はまさに将来を担う若者を育てるという大学教員としての義務を全身全霊で真っ当されているのだろう。だからこそ、教え子が巣立つとき、感極まり思わず涙を流してしまうのだろう。

翻って、自分はどうか。どこまで大学教員としての義務を真っ当できているであろうか。恥ずかしながら加藤先生の足元にも及ばないと思う。日本では新しいことがスタートする季節でもある春、そのあたりのことに改めて考え直したい。

引用・参考記事
「呉っちん、私は自信をもってあなたを社会に送り出すことができます」http://blogs.yahoo.co.jp/kato_yuichiro/46028683.html
ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記 2007年4月1日の記事


2008/03/13

日本語って(やっぱり)難しい?

今週月曜日(3月10日)に中間試験があって、その採点が終わりました。ふ~。
で、採点していてちょっと唖然としてしまったのは、今の学生が自動詞・他動詞の区別、使役形と関連表現が非常に弱いこと。(念のため、これは学生が悪いと言っているわけでは決してありません。)

動詞の自他は上級になっても難しい項目ですし、使役形と関連表現も初級を終えたばかりのレベルの学生がよく間違える項目のひとつではあるのですが、それにしても、びっくり。

「泊める」を使った文を作りなさい。

という問に対しては、

「日本へ行ったとき、旅館に泊めました。」

のような自動詞との混同タイプの間違いをしたのが、なな、なんと29人中、18人(62%)です。半分以上の学生が自他の区別を分かっていないということです。ガーン・・・。

蛇足ながら、「そこで車を泊めてください。」なんてナイスボケな間違いも数例ありました。動詞の自他は間違ってないけど、漢字が違うっちゅうねん!

さらに、使役の関連表現の次の問では、誰の視点で述べるのか、誰が誰にさせているのかを間違えていた学生が約7割です。やや厳しめに採点をしましたが、それでも卒倒しそうになりました。

指示「子供のとき、あなたのお兄さん/お姉さんは日本の漫画をたくさん持っていて、あなたにも読ませてくれました。あなたはお兄さん/お姉さんの漫画を読むのが大好きでした。これをあなたの視点から使役形を使って書きなさい。」(本物は英語で指示。)

正解は上の指示文にも出てきてしまっていますが、

「子供のころ、兄/姉に漫画を読ませてもらいました。」
または、
「子供のころ、兄/姉は漫画を読ませてくれました。」

です。

これを、

  • 私は姉のまんがを読ませて楽しかったです。(←本当に楽しかったの?ところで誰に読ませたわけ?
  • 子供のとき、私は兄にまんがを読まされました。 (←全然、楽しそうじゃねえじゃん!!)
  • 兄のまんがを読まされてくれました。(←だ、誰が何をしたんじゃ???)

のように書いているわけです。

これは何とかしなければならないので、今月は「視点、ヴォイス強化月間」として、もう一度、コンセプトを整理して、練習をしたいと思います。