2008/11/11

学習者の視点に立つ

備忘録としてここに書いておきます。

今日の授業後のやりとり。
ある学生が宿題のワークブックで次のような解答をしてきた。(下線部は空欄になっており、そこに学生が自分の発想で答えを書く。)

友だち: どこに行きますか。
私: こうえんへ行きます。
友だち: いいですね。そこで何をしますか。
私:  大自然をききます。それから、ごはんをたべます。
友だち: 何時に会いますか。
私: いまです。

採点していたとき、なんとも腑に落ちない感じがした私は、「大自然をききます。」に対して、"Is this a title of a song?"と、「いまです」については、これは意味を為さないという趣旨のコメントをした。

今日、この宿題を返した後、授業後に学生が私のところに来て、「大自然」は mother nature と言いたかった。そして、「ききます」はそうした大自然の音を聞くという意味であった。「いまです」も今行きたいと言いたかったということを言ってきた。そして、It took me a long time to do this homework. と言っていた。

そう言われて、ハッとした。全てこの学生にしてみたら意味のある(make sense)ことだったのだ。今までの自分は教師という視点からだけ物事を見て、こういう学生の懸命な努力を切り捨ててしまってきたのかなと反省した。小さいかもしれないけど大切なこと。