2008/11/11

学習者の視点に立つ

備忘録としてここに書いておきます。

今日の授業後のやりとり。
ある学生が宿題のワークブックで次のような解答をしてきた。(下線部は空欄になっており、そこに学生が自分の発想で答えを書く。)

友だち: どこに行きますか。
私: こうえんへ行きます。
友だち: いいですね。そこで何をしますか。
私:  大自然をききます。それから、ごはんをたべます。
友だち: 何時に会いますか。
私: いまです。

採点していたとき、なんとも腑に落ちない感じがした私は、「大自然をききます。」に対して、"Is this a title of a song?"と、「いまです」については、これは意味を為さないという趣旨のコメントをした。

今日、この宿題を返した後、授業後に学生が私のところに来て、「大自然」は mother nature と言いたかった。そして、「ききます」はそうした大自然の音を聞くという意味であった。「いまです」も今行きたいと言いたかったということを言ってきた。そして、It took me a long time to do this homework. と言っていた。

そう言われて、ハッとした。全てこの学生にしてみたら意味のある(make sense)ことだったのだ。今までの自分は教師という視点からだけ物事を見て、こういう学生の懸命な努力を切り捨ててしまってきたのかなと反省した。小さいかもしれないけど大切なこと。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

武田先生


こんにちは。今の日本は寒いはずですね。お元気でいらっしゃいますか。

私はチンカイと申します。先生にNUSの日本語1を習いました。今日本語4を勉強しており、明日は期末試験なんです。

先生のポストはいつも意味があると思います。お仕事のお忙しさでいつも書くのが無理なこと存じておりますが、アップデートを楽しみにしています。

簡単ですが、先生によろしくをお伝えしたいです。♪


チンカイ

MT さんのコメント...

チンカイさん

コメントありがとう。私は元気ですよ。

私が今住んでいる秋田は先週、雪が降りました。気温も10度以下なので、東京だったら真冬の寒さです。

このブログはもともとJapanese 5のために作ったのですが、楽しみにしてくれている人がいるのなら、もう少し続けてみようと思います。

シンガポールはあちこちでクリスマスイルミネーションが見られる時期になりましたね。四季が無いと言われるシンガポールですが、私は今ぐらいの時期がいちばん好きでした。

それでは、また。